数字の「7」は黄色だ。なんて話をちょっと前に書いた。
数字の色。文字の色。
実は色が強く出る数字は、文字の色と結びついてしまうことがよくある。
だからって、別に普段はなんともないんだけど、ぼーーーっとしていると、困ったことになるのが「日にち」と「曜日」なんだな。
たとえば、私の中では「30」という数字は「赤」。で、「日(曜日)」も「赤」。だから、ぼけーっとしていると「30日」は「日曜日」だと認識してしまう。
先月も、日付と曜日を記入する紙に「27日(金)」と書いてしまった。実際は月曜日。
はっと気がついて、あれ? なんで、金曜日って書いちゃったんだろう。って、よく考えたら、「27」は黄色。「金」も黄色だからなんだな。
脳っておもしろいなと思う。
脳が世界をどんなふうにとらえるか、は個人個人で違っていて、その人特有の癖があると思うけど、しょっちゅう曜日と日にちを間違えている人は、ひょっとすると私みたいに「視覚型」で色のイメージの強い人かもしれない。と、思ったりする。
■余談■
私の身内にちょっと変わったタイプがいる。
たとえば殺人事件のドラマを見ている時に、人が殴られたり、刺されたりするシーンがあると必ずその瞬間に「あー、痛いがん!!」とか「うわー、痛い!! 痛い!! 痛い! 何すっだぇ!! もう!!!」とか、あたかも自分がそうされたかのように言う。ほんとうに必ず、そんなふうに言う。いつも不思議でたまらない。
(それに、なぜ毎回「暴力を加える方」ではなく「暴力を加えられる方」なんだろ? 不思議だ。)
私が普段、彼女と接していて感じているのは、確信はないけど、この人はおそらく「触覚型」かもしれない。ということ。なんしか、話のほとんどが擬態語(私の中でこの言葉は「触覚語」と勝手に言ってる。)で、視覚型の私には内容が伝わらず、毎度毎度、さっぱり、ちんぷんかんぷん。だからなんだな。(話が「見えない」)。
で、触覚型の人がそういう暴力シーンを見ると、体全体で触覚的にとらえちゃうんだろうか。とか、くだらない分析をしてみたり。
まぁ、実際はぜんぜん分からないけど。
脳が情報をどんなふうに処理するのか、ほんとうに個人個人違うなと思う。
脳ってほんとうに不思議だな。
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